性教育ニュース 【03/12/29】
緊急レポート!!!人権救済の申し立て
---「子どもたちに性の学習権を」続報---

 
 

 

教育への熱い思いで、人権救済申し立て
---1500名を越える申し立て人を得て---

 「子どもたちに『性の学習権』を!」を合言葉に、12月20日(土)、麹町の食糧会館にて「人権救済申し立て」に対すると支援と連帯を求める集会がおこなわれました。
 続いて、12月22(月)には、東京弁護士会に「人権救済の申し立て」をし、司法記者クラブにおいて記者会見を行いました。会見では、日本テレビ、読売新聞、朝日新聞、共同通信等約20名の報道陣に対して5人の弁護士たちの発表、七生の保護者の訴え、スージーとフレッドの説明、「からだうた」の実演が行われました。
 以下に、その両日の様子を参加者のレポートをもとに写真を交えて報告します。

12月20日 麹町、食糧会館にて
 浅井春夫性教協代表幹事が、2003年7月以来攻撃があらわになってきた事実と、攻撃に抗する動きについて以下のように報告した。
 3月30日、7月22日、10月24日と連帯と学習の集会を重ね、10月27日には8団体(民教連、家教連、全養サ、「男女平等」全国ネット、全障研、障全協、性教協、性教研)が共同し、「学校教育・性教育に対する不当な介入への対策連絡協議会」を結成し、人権救済の申し立てを東京弁護士会に行うことを決定した。その申し立てをすすめるために、11月25日には、国立オリンピック青少年記念センターにて、連帯と学習の集会を持った。また、平行して七生養護学校の保護者の会や、日野市民の会などの活発な動きもあった。
 そして本日、まずはじめに、申し立ての代理人として、情熱を持ってこの問題に取り組んでくださっている東京弁護士会の5人の弁護士さんにおいでいただき、人権救済の申し立てについての説明を含むお話があった。弁護士さんからは、このような早さで1000名を超えるような申し立ては初めてであること、今回の申し立ての正当性など、元気の出る励ましをいただき、また、裁判ではなく人権救済の申し立てという方法をとることの意義などを含む、申し立ての目的などについての説明をしていただいた。
 この後、さきたまサークルによる「からだうた」の披露があり、その時、保護者に伴われて参加していた七生養護学校の高校生が共に口ずさんでくれたことが、会の雰囲気を盛り上げ、感動の波が広がった。
 フロアーからも発言をしていただいた。七生養護学校の先生からは、今回の攻撃によって、現在、子どもたちのために性教育が思うようにできないことの悔しさ、理不尽な状況について、また、保護者の方からは、学校に貼られた不当なレッテルが子どもに及ぼす影響などが訴えられた。他の参加者からも、心温まる力強い発言や励ましをいただいた。

12月22日 霞ヶ関、司法記者クラブにて
 
今回の人権救済の申し立てについて、霞が関の記者クラブにおいて、午後2時より記者会見が行われた。20人ほどの報道陣に対し、発表者側も5人の弁護士と共に20人ほどで臨んだ。30分という短い時間ではあったが、5人の弁護士、保護者からの話、性教育の教材である人形の説明、先生と子どもの1対1で歌う「からだうた」の実演をし、申てし立の目的や趣旨について理解してもらえたのではないかと思う。
 記者会見では、まず児玉勇二弁護士より申立の報告があり、東京都公立小中学校への性教育に対する不当介入と世界人口白書を引用しての性教育の必要性が世界の動向をもとに力強く訴えられた。
 次に中川重徳弁護士より七生養護学校での性教育がいかに必要不可欠な学習であったかが訴えられ、今まで通りできなくなったことによる保護者や教師の不安が克明に伝えられた。
 田部知江子弁護士からは具体的な介入事例が報告された。特に性器、性交・「からだうた」への介入のくだりは誰にもわかる言葉で冷静に説明された。
 また、七生養護学校の保護者の方からは、せっかくの心とからだの教育を「わいせつ」とか「まるでアダルトショップのよう」と攻撃されたことにより、学校に通う子どもたちや保護者・教師に計り知れない心痛があったことが切々と、静かに、けれど説得力を持って報告された。
 高柳美知子性教研所長からは「スージーとフレット」の持つ暖かみや性教育人形としての授業での使い方についても具体的な説明がなされた。
 また、「からだうた」も記者会見場で、申立人3名により実演し、見て、聞いていただいた。人権救済申し立て記者会見の席上での歌や身振りは、そうあることではないため、みなさん興味を持って聞き入ってくれた。この歌のどこが「口にするのもはばかれる」のかと思わせる簡単な歌詞とほのぼのとしたメロディーは、会見場の緊張感を和らげ、一瞬和やかな雰囲気になった。
 記者会見は私たちの性教育に対する熱い想いを充分伝えるものになったと確信している。

 この日の様子はこちらにも詳しく掲載されています。
 諏訪の森法律事務所サイト「性教育バッシングを許さない人権救済申し立て」

「人権救済の申し立て」へのご協力のお願い
 東京で起こっている「学校教育・性教育への不当な介入」についてお知らせする1万枚のビラも刷り上がりました。これらも使い広範に真実を伝え、この運動をより大きなムーブメントにするためにも、さらに多くの申し立て人を募ることが大切です。
 より多くの申し立て人を募るため、引き続き申し立て人を募集しています。
 こちらの「申し立て人承諾書」申立て人承諾書を印刷し、FAXして下さい。
承諾書の印刷にはAdobe Acrobat Readerが必要です。)

 また、現在弁護士さんたちは手弁当で動いてくださっています。少額でも謝礼をお支払いするため、カンパのご協力も是非、お願い致します。
カンパの振り込みの宛先は、
郵便口座:00120-7-584053 加入者名:谷森櫻子
個人1口500円 団体1口5000円

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