12月22日 霞ヶ関、司法記者クラブにて
今回の人権救済の申し立てについて、霞が関の記者クラブにおいて、午後2時より記者会見が行われた。20人ほどの報道陣に対し、発表者側も5人の弁護士と共に20人ほどで臨んだ。30分という短い時間ではあったが、5人の弁護士、保護者からの話、性教育の教材である人形の説明、先生と子どもの1対1で歌う「からだうた」の実演をし、申てし立の目的や趣旨について理解してもらえたのではないかと思う。
記者会見では、まず児玉勇二弁護士より申立の報告があり、東京都公立小中学校への性教育に対する不当介入と世界人口白書を引用しての性教育の必要性が世界の動向をもとに力強く訴えられた。
次に中川重徳弁護士より七生養護学校での性教育がいかに必要不可欠な学習であったかが訴えられ、今まで通りできなくなったことによる保護者や教師の不安が克明に伝えられた。
田部知江子弁護士からは具体的な介入事例が報告された。特に性器、性交・「からだうた」への介入のくだりは誰にもわかる言葉で冷静に説明された。
また、七生養護学校の保護者の方からは、せっかくの心とからだの教育を「わいせつ」とか「まるでアダルトショップのよう」と攻撃されたことにより、学校に通う子どもたちや保護者・教師に計り知れない心痛があったことが切々と、静かに、けれど説得力を持って報告された。
高柳美知子性教研所長からは「スージーとフレット」の持つ暖かみや性教育人形としての授業での使い方についても具体的な説明がなされた。
また、「からだうた」も記者会見場で、申立人3名により実演し、見て、聞いていただいた。人権救済申し立て記者会見の席上での歌や身振りは、そうあることではないため、みなさん興味を持って聞き入ってくれた。この歌のどこが「口にするのもはばかれる」のかと思わせる簡単な歌詞とほのぼのとしたメロディーは、会見場の緊張感を和らげ、一瞬和やかな雰囲気になった。
記者会見は私たちの性教育に対する熱い想いを充分伝えるものになったと確信している。
この日の様子はこちらにも詳しく掲載されています。
諏訪の森法律事務所サイト「性教育バッシングを許さない人権救済申し立て」
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