性教育ニュース 【05/5/25】
「みんなの会」ニュース 第10号

 

 

2005年5月25日

「みんなの会」ニュース 第10号

学校教育・性教育に対する不当な介入への対策連絡協議会

 

文科省「ご意見箱」への投稿締め切りが5月末までと迫りましたが、もうお済みですか。

▼先月お知らせしました4/6フジテレビの「報道2001」への抗議で、4/23同番組で一応「お詫び」した後、5/1には性教協から浅井・村瀬・入江さんの3人と山谷・八木さんとの対談生放送番組(52分位)が実現しました。ご覧になった方が多いと思いますが、FAXの扱いをはじめかなり攻撃派優位に誘導していましたが、明らかに性教協に軍配の上がる内容でした。
▲文科省の「ご意見箱」や調査では不足と見たのか、自民党と文科省が一体となって攻撃をしています。明日5月26日には自民党本部で、八木秀次・山谷えり子・古賀俊昭都議・鷲野一之(元七生養護学校経営アドバイザー)をシンポジストにして「過激な性教育を考えるシンポジウム」が開催されるようです。
 それに七生養護から没収した教材の展示会まで26日〜31日間行うとしています。
◆この文科省と自民党の一体ぶりは、性教育・ジェンダーフリー攻撃に見られるだけではありません。報道によれば、自民党熊本県連主催の「教科書シンポジウム」で「新しい歴史教科書をつくる会」の八木秀次会長が基調講演をし、下村博文・文科大臣政務官もパネリストで参加予定とのことです。(文科省への抗議で参加をやめたのでしょうか、下村氏は参加しなかったと報じられる。)
★このように、自民党と文科省、「つくる会」が三位一体となって性教育・ジェンダーフリー攻撃と「つくる会」教科書採択に向けての策動にも躍起になっていることが明らかな昨今です。

------5・12・提訴・記者会見・提訴集会を行いました。------

 提訴に向けて、不当介入連絡協議会をより拡げ、家永教科書裁判、学テ裁判に継ぐような教育裁判を、との思いから「こころとからだの学習裁判」(略称:「ここから裁判」)を支援する全国連絡会(準備会)>という支援組織を立ち上げました。
 これから夏の大会などで呼びかけ、事務局員や支援者を増やし、10月・11月頃正式に支援組織を発足させようということです。
 今、呼びかけ文に載せる呼びかけ人を依頼し、呼びかけ文や裁判支援の振込用紙の作成中です。また「ここから裁判」通信も発行することになりましたので、この「みんなの会ニュース」はしばらく休止となります。
 申立人になってくださった皆さんには、是非裁判支援をしていただきたいと思います。また、申立人への呼びかけのように、周りの人たちに裁判支援を呼びかけてください。

●12日は16時に地方裁判所のロビーに集合後、一旦裁判所前に出てから裁判所に横断幕を持って裁判所入りする弁護団・原告団・支援者をメディアがビデオ・写真撮りしました。そして、16階の受付に「訴状」「原告目録」「代理人目録」「謝罪目録」などを提出しました。
 被告は都知事・都教委・3都議・産経新聞社です。
●続いて、裁判所内の記者クラブで、記者会見を行いました。時間的な関係で、私たちの参加者は40人程でしたが、記者は産経新聞を除いた各社でした。テレビもNHKとTBSが取材していて、当日NHKは20:45で、TBSは21:45のニュースで報道していました。1時間の予定でしたが、児玉弁護士さんや3人の原告などの熱いメッセージを、記者も熱心にメモを取ったり、質問も多かったりであっという間に過ぎました。

●次に、5・12提訴集会の様子を紹介します。
 弁護士会館の13階「講堂で」行われた集会の参加者は100名ほどでしたが、原告28人中なんと23人が参加者の前に立って、一人ひとりが原告になる決意をするまでの思いを語ってくれました。
 この2年間の人事異動で、2003年に在籍した教師はほとんど(4名?)残っていないそうです。また移動させられた人たちは、移動先で「七生から来た」と枕詞として使われ、とても居場所が悪いそうです。
 このような中で、組合の違いや組合員、未組合の違いを超えて、26人(他保護者2人)もの教師が原告に加わる(提訴日の前夜に決意した人やもう少し時間がほしいという人もいるそうです)ということは、本当にすごいことだと思います。
 原告の人たちからは自分の人生をかけて、七生養護の子どもたちに向き合い、大切にしてきた「こころとからだの学習」を取り戻し、子どもたちに再び「こころとからだの学習」を保障することへの熱い思いが伝わり、本当に励まされる集会でした。
 そして、原告たちのこの思いを実現するために、原告の思いを広く知らせ、支援の輪を広げなければ、と支援者としての思いを熱くしました。
 どうぞ、全国の各地から、直接原告の熱い思いを聞く場を用意してください。きっと応えてくださると思います。

------文科省の性教育実態調査は7月4日まで------

 各自治体に「性教育実態調査」の通知が出ています。その通知文書を入手できました。必要なサークルは本部事務所へお知らせください。
 調査後、各都道府県教委にヒヤリングを行うようです。都道府県教委に問い合わせてみてはどうでしょうか。
 文科省の調査と自民党の調査のまとめが同時期になっています。
 今後の締め付けも予想されますが、情報交流しながら対応していければと思います。

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