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性と性教育の相談Q&Aシリーズ

第七回 私の家では、局部のことを、

Q:私の家では、局部のことを、女の子には「オマタ」、男の子には「チンチン」と呼ばせています。この前、お母さんたちのグループで話していたら、この呼び方は、おとなが自分の局部については使えないのはわかるけれど、何歳ぐらいまで、このままでいいのか。それ以上になったら、じゃあ、何と呼ばせればいいのかってことになったのですけれど・・・教えてください。(母親)
A:「オマタ」も「チンチン」も幼児語(赤ちゃん言葉)です。「ワンワン」「ウマウマ」といった幼児語と同じように、幼児期が終わったらもう使えませんし普通は使いません。 女の子の「オマタ」はワギナ、男の子の「チンチン」はペニスと呼ばれることがあります。
 さて、日本語には、それをさす使い勝手のよい字句があります。性器です。局部では曖昧ですし、陰部では何だか日陰者扱いみたいで明朗ではありませんよね。性器はその周辺を含む総称です。女の性器、男の性器、私の性器、あなたの性器、子どもの性器、おとなの性器というふうに使えます。
 赤ちゃんや幼児は、オマタでもチンチンでもいいのですが、もちろん、最初から「性器」と呼んでも構いません。ちなみに、我が家は子どもも孫も、初めから「性器」の呼称で育てましたが、今のところ、そのために起こった問題は何もないようです。
 また、オマタ、チンチンと教えておいて、実はそれは幼児語で、少し大きくなったら、性器と言おうねという行き先変更は面倒だと考える方や、子ども自身に一度覚え込んだことを変更することが苦手だとか時間がかかるという事情がある場合は特に最初から「性器」と呼称する考え方のほうが楽で親切かもしれません。
 しかし、保護者の中には「理由はよくわからないけれど、とにかく性器だなんて、イヤだ。いやらしい」と執拗に主張する方もいます。その場合、よくお話を伺うと、性器の呼称というより、「性」という字句に過剰反応している場合が少なくないようです。これはよく話し合ったり学習したりするうちに解消してしまうのが大方です。(安達倭雅子)

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