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第34回 理論と実践講座

SNSと性に向き合う

 私たちはSNSと若者について何を知らず、何を知りたいのか。そのためには、どんな性教育実践があるのか。現状は、〜しないようにしましょう、フィルタリングしましょう、というところで行き詰まっている。であれば、新たに考え、つくっていく必要があるだろう。そのときにどんな視点が大切なのか。「第34回理論と実践講座」では、性教協の実践が前に進むためのポイントを考えていく。







第 34 回 理論と実践講座実行委員長 楢原 宏一



会場及び参加費
開催日 2020年1月25日(土) 26日(日)
会場 埼玉大学 総合研究棟2階12番教室
「総合研究棟」はキャンパスマップの21番の建物です。 (正門から南に直進)
会場所在地: 〒338-8570 さいたま市桜区下大久保255 埼玉大学

埼玉大学へのアクセス
定員 200名 
※申込締め切り日を過ぎましたが、定員にはまだ若干名の余裕がございます。
事務手続きの都合上、FAX及びWEBからの申し込みは締め切りましたが、参加をご希望の方は、当日受付もございますので、当日直接会場にお越し下さい。
参加費 会員 両日 4,500円  一日 2,500円
一般 両日 5,000円  一日 3,000円
学生 両日 1,000円  一日 1,000円
※「会員」とは性教協全国会員のことで、「一般」とはそれ以外の方すべてになります。
主催 主催:一般社団法人"人間と性"教育研究協議会

理論と実践講座 要項ダウンロード

<第一日> 1月25日(土)
12:15〜 受付
12:50〜 開会挨拶 (第34回理論と実践講座実行委員長)
13:00〜14:30
《講座1》
若者におけるSNSおよびインターネットと性の実態

 
橘ジュンほか(特定非営利活動法人 BOND プロジェクト)
  

 NPO法人BONDプロジェクトは、虐待、家出、貧困など様々な困難を一人で抱えてしまう女の子に寄りそう「聴く、伝える、繋ぐ」活動をしている。その日、行き場所がなく困っている女の子たちは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)により、性産業の業者側や、「神待ちサイト」などと称し救いの手を装う性犯罪者とも、結びついてしまう。
 「動く相談窓口」として、全国各地を飛び回るBONDプロジェクトの活動の原点は「大丈夫、一緒に考えよう」という行き場のない女の子たちとの共有のひととき。
 街でメールで電話で面談で出会った、居場所を必要としている目の前の女の子とこれからも過ごしていきたい。
 そんな私たちの日々の活動を通し、どんなことを社会発信してばいいか考えられる講座にしたい。
14:45〜16:15
《講座2》
『情報モラル教育』とはどのようなものか

 宮崎豊久(日本思春期学会理事 ほか)

 平成20年のインターネット環境整備法施行以降、フィルタリングの普及活動や、情報モラル教育が各地で行わるようになり、子どもにインターネット(スマホなど)を初めて使わせる親が、利用リスクを考えるポイントとして定着した。
 児童・生徒のネット利用においては情報モラルを学ぶ機会も増えたが、学校現場では依然として様々なトラブルの対応に追われている。これはネットの利用方法の注意点など、トラブルに早期発見・早期対応する「2次予防」(ハイリスクアプローチ)の取組にとどまっており、生徒を取り巻き、抱えている困難への対処の視点が薄いためである。
 ネット利用の知識の向上だけではなく、問題の根本にあるリスクへの対処法を含めた啓発方法の構築が急務である。社会に蔓延するコミュニケーション不足、社会性が発達しにくいなど、心の発達に目を向けた「1次予防」(ポピュレーションアプローチ)にも同時に取り組み、両輪で課題に当たらなければならない。今回は学校現場での実践報告とその理論を解説する。
16:30〜18:00
《講座3》
韓国におけるデジタル性犯罪の実態と予防教育

 
朴恵貞(性教協幹事)

 SNSは友達との相乗効果により、無制限に情報に接する機会を提供している。その媒体であるスマートフォンの保有率が 95%と世界1位の韓国社会において、デジタル媒体は、人々の生活中心になっている。さらに、オンライン・オフラインの世界が一つにされたデジタル媒体によって、若者たちは自分たちの言語と社会規範を構築させていく。このような状況の中、デジタル機器や情報通信技術を媒体にオン・オフラインでおきているデジタル性暴力が深刻になっている。デジタル性暴力とは、同意なしで相手の身体を撮影したり、流布・流布脅迫・保存・展示する行為やサイバー空間で他人の性的自律権と人格権を侵害する行為を包括している。デジタル性犯罪は、個人の間のささやかな問題ではなく社会構造的におきる性暴力である。韓国では、デジタル性暴力は現行法で処罰される明白な犯罪行為であるという認識を広げようとしている。この講座では、韓国におけるデジタル性犯罪の実態と、小・中・高を対象にした予防教育について紹介する。
<第2日> 1月26日(日)
8:30〜 受付
9:00〜10:30
《講座4》
総合科目「性と生」における SNS(ICTs)に関する学びの試み

 
水野哲夫(性教協代表理事・大東学園高校)

 私の所属する大東学園高校の総合科目「性と生」チームは、「人間関係・恋愛・性・暴力を考える学習」を進めてきました。これまでの人間関係をふり返り、それらがもたらすプラスとマイナスを考え、プラスとマイナスを分かつ要素にはどのようなものがあるのかを考えます。
 次に、DV を受け続けている人は何を失うのかを考えます。さらに、「暴力とは何か」を改めて問い、暴力は人から何を奪うのかを考えます。そして、デート DV のケーススタデイに進み、それを生み出す要因を考える、という展開です。次の課題も見えてきました。それは、人間関係の学習の中に、ICT( または SNS) と人間関係の課題を入れるということです。「ガイダンス」改訂版は重要な学習内容として、「情報とコミュニケーションツールの安全な使いかた」を挙げています。性教育での学習課題にするための試みを報告します。
10:40〜12:10
《講座5》
インターネットを活用した性教育はどう可能か?

 
遠藤まめた(Change.org)・金子由美子(性教協代表幹事)

 恋愛やセックス、多様な生き方や価値観、セクシュアリティなど様々な若者の「知りたい」に答えてくれるインターネット。危険な部分はあっても、うまく活用できれば有効なツールになる可能性もあります。正しい性知識や、エンパワメントに繋がる出会いをもっと多くの若者に届けるために、私たちが知っておきたいインターネットの様々な側面とは。SNS を活用して LGBT の若年層にアプローチをしているアクティビストと、「オフライン」の場所で子ども若者支援を続けている ex- 養護教諭が、みなさんと一緒に考えます。
12:10〜 閉会挨拶 (第39回全国夏期セミナー鹿児島大会実行委員長)
■参加申し込み及びお問い合わせ
"人間と性"教育研究協議会(性教協)本部・事務局

 〒151-0071 東京都渋谷区本町1丁目7番16号 初台ハイツ1006号
    TEL 03-3379-7556  FAX 03-3379-7561
    ※電話は火・木曜日の午後5時〜8時に受け付けています。
     お急ぎの場合は、FAXにて用件をお知らせください。(24時間常時受付)

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