TOP| イベントの紹介| 性教協の紹介| 性教育関連資料| 季刊SEXUALITY| リンク| Seikyokyo_Webをフォローして下さい| 性教協Facebookのページ

性と性教育の相談Q&Aシリーズ

第十回 からだはどうやって洗えばいいの?(小2)

Q:からだはお風呂に入ってきれいにあらわなきゃいけないって、お母さんが言ったんだけれど、おしっこの出口のところへんは、どうやって洗えばいいの?(小2)
A:おしっこの出口のところへんは、男の人も女の人も性器って呼びます。赤ちゃんの時は、オマタとかチンチンとか言っていたかもしれませんね。
 性器は汚いところではありませんが、注意しないと汚れやすいところです。お風呂に入る時、湯船に入る前に洗いましょう。
 時々、おとなは性器のことを「大切なところ」と言うことがありますが、それはからだじゅうで一番なところという意味ではなくてお風呂で洗うのを忘れてはいけない、どうでもいい場所なんてからだじゅうに一つもないよ、性器もおいてきぼりにしないで、ちゃんと大切にしてねという意味だと思ってください。
 お風呂に入る時、女の人はしゃがんで性器にお湯をかけてください。シャワーを使っても、お湯くみを使ってもよいのです。おしっこの出口のまわりも肛門のまわりもやさしく指で洗ってください。石鹸は使わなくて大丈夫です。
 男の人は、包皮をからだの方にひいて、亀頭部というペニスの先の方を痛くなくて出せるところまで出して、お湯をかけてよく洗い包皮をまたもとにもどしてください。肛門のまわりも洗ってね。もちろん、石鹸はいらないんだって。
 自分のからだは誰のものでもない自分のものなんだから、もう小学生なんだもの、自分で洗えることはとても大切です。(安達 倭雅子)

 Q&Aシリーズ一覧を見る  戻る